ネウロス サイバード ばたばたレポート(2003/09/12更新)

バタバタ フライト! ちまたで話題の電動羽ばたき機「サイバード」。
キワ物好きの私としましては、これを見逃すことは出来ません。
さっそく、行きつけの模型屋さんへ取り寄せを依頼しました。
これまでの機体とはまったく違う飛行物体、どんな飛びなのか
わくわく、ドキドキです。(^-^)


(2003年08月28日 キット到着)

待つこと一ヶ月、ようやく待望の「サイバード」が我が家にやってきました。(^O^)/
こんな箱に入って届きます。 箱を開けてみると、メカも搭載済みの完全完成品です。
デカールも既に貼って有りますので、なあんにも作る所ないです。
付属していないのは、送信機のみ。
これはユーザー側で4ch以上のFMの送信機を用意する必要が有ります。
私はフタバのFF8をPPMに切り替えて使用しています。

この箱はそのままキャリングケースとして使えます。 送信機を1台入れるくらいの開きスペースも有ります。
はこぉ! 御開帳!

キットの中身を取り出して並べてみました。
キットの中身
以下のものが入ってました。
サイバード本体、主翼、頭部、
充電器、シガーソケット用充電器コード、
英語版取扱説明書、解説ムービー・飛行ムービー入りCD
日本語版取扱説明書、パーツリスト、補修用小物パーツ

完成機体 機体を組み立ててみました。\(^-^)/
主翼を差し込んで、主翼後部のボールリンクをはめこんで
頭部を取り付けるだけですので、2分も掛からないです。

みなさん言われてますが、目が怖ーいです。(^^;
そのうち可愛らしいお目目にしてやろうと思います。
完成機体


(2003年08月30日 初飛行)

初飛行 いよいよドキドキの初フライトです。
なにしろ経験のないタイプの機体ですから、どんな飛行特性か
想像がつきません。
意を決して、手投げ発進! 意外や安定して上昇していきます。
「いけるかな?」と思ったのですが、ちょっと機体が右に偏向を
始めました。
慌ててトリムのズレを直すのに気をとられ、この後あえなく
さつま芋畑に墜落。(^-^;;
 
しかしこの機体、意外と頑丈みたいでかなり激しく突っ込んだにも
関わらず機体は無傷でした。(^^)v
初飛行の模様の動画もありますが、カメラマンもドキドキでフレーム 
アウトが多いです。 これも臨場感あるなぁ(あるのかなぁ?)
  サイバード初飛行の模様の動画へは、こちらをクリック!
  サイズ.2.99Mb 0分34秒

この後も何度かエラー&トライを繰り返して、なんとなくコツが飲み込めてきました。
と、言うか機体のコントロールを失うときのパターンがなんとなく解かってきました。

まずはスロットルを絞っていくときに、スパッと停止できなかったとき。
羽が下を向いたときにコロッと上下がひっくり返ります。(エルロンのない機体に思いっきり下反角をつけたような物です。)
完全にオフにすれば、自重で翼が上がった状態になり安定して降下してきます。

ダウンの舵を打ちすぎたとき。
スピードが付き過ぎて、羽ばたきが追いつかなくなり、突然コントロールを失います。
(後で解かってきましたが、スロットルを絞って、かなり遅い速度で羽ばたかせている状態なら、ちょっと位はダウンを打っても大丈夫みたいです。)

旋回でバンクがついた状態で、エレベータのアップがたらないとき。
巻き込むように内側に切れ込み、速度が付き過ぎて突然コントロールを失います。
基本的には、ある程度パワーを掛けておいて、意識的にエレベータをかなり強めに引きながらラダーを切ればスムーズに旋回できるようです。
(この事から、ラダーを切ったときにエレベータが若干アップになるようにミキシングを15%ほど入れました。
かなり飛ばしやすくなりますのでお薦めです。(^^)h)

この日は何度目かのトライでエレベータサーボのギヤを欠けさしてしまい飛行終了となりました。

(2003年08月31日 セカンドフライトです)

フライト中! 日も変わって、またフライトに行ってきました。
きのうのフライトでなんとなく注意すべき点がわかってきましたので
その辺に注意しながらフライトに挑みました。
 
とにかく、速度はつけないように頭上げの姿勢を保ちます。
旋回時は、意識的にエレベータを強くアップさせながらラダーを切ります。
このときパワー不足で巻き込まないように、スロットルもちょっと上げます。
高度を落そうと、エレベータダウンを打つのは禁物です。
パワーを抜くことで高度を落しますが、旋回中は不安定になるので
直線飛行中に高度を落すようにします。
急激に高度を落したい場合は、一気にスロットルをオフにすると
翼が上がった状態で停止し、急速に高度を落すことが出来ます。
希望の高度に達したら再びパワーONで水平飛行に復帰できます。

今日はかなり思うようにコントロールできるようになってきたのですが最後のアプローチ中に、スロットル操作を誤ってしまい、
低空で姿勢を乱して、落っことしてしまいました。
主翼付け根のパーツが壊れてしまい、これを取り寄せないと再フライト不可になってしまいました。(T-T)/~~

ひさびさに結構手ごわいですが、面白いです! ヘリとも飛行機とも違う操縦感覚は新鮮な緊張感を与えてくれます。
さっそく壊れた部品を注文しました。 すぐ届くかなぁ・・?(後日、注文したらすぐ届きました。)

(2003年09月06日 だいぶ慣れました。)

バタバタ(注.「サイバード」の意。我が家ではこう呼ばれる。)の操縦、だいぶ慣れてきました。(^O^)/

まだまだ、完全には思うようにならず、あたふたする場面もありますが、この言うことを聞かない感じがまたかわいいところでも有ります。

だいぶ慣れてきたところで、再び飛行の動画を撮影しました。
飛行中、ツバメが近寄ってきてランデブーフライト(^^)。 変な奴がとんでると好奇心で近づいてくるようです。
途中でバランスを崩して急降下!地面直前で立て直し成功! 操縦者はかなりあせってます。
最後はグラィディング・ポジションにて滑空着陸。無事に帰ってくることが出来ました。
サイバード初飛行の模様の動画へは、こちらをクリック!
  サイズ.3.65Mb 0分42秒

  ファイルサイズ小さ目のwmvファイル版へは、こちらをクリック!
  サイズ.0.505Mb 0分42秒

バタバタ・メカニック

受信機など バッテリー、受信機、ラダーサーボの様子です。
アンプは受信機と一体型の物が採用されています。
クリスタルも専用のものらしく、フタバ・JR等の互換性は
無いようです。
バッテリーは最近話題のリチウムポリマー電池が付属しています。
ラダーは水平尾翼を左右に傾けることにより利くようになって
いますが、これがこの機体の独特の操縦性の原因になっている
ような気がします。
普通の垂直尾翼と水平尾翼をつければ、飛ばしやすくなる気は
しますが、それじゃあ面白くないですよねぇ。 

テール周りを反対側から撮影しました。
こちら側からだと、エレベータのリンケージの様子が良く
解かります。
この写真を撮った段階では、ギヤ欠けしてしまったサーボを
スリムラインのS1809サーボと交換しています。
サーボホーンに手頃な大きさの物が無かった為、他のホーンを
ネジで固定してロングホーン化しています。
エレベータ

モーター・ギヤー モーターはマブチの370クラスの物が採用されています。
ギヤ周りの要所にはベアリングが入っていますが
ストロークシステム(羽ばたく部分)にはベアリングは
入っていません。
スペアパーツのストロークシステムにはベアリングが
入っています。 この部分はこの機体では消耗品ですので
スペアと初めから交換するのも良いかと思います。
(元の部品をスペアとして取っておくと良いでしょう)

ボディを外した状態です。
これにゴムというか、ソフビというかのやわらかいボディを
被せるようになっています。
このボディがけっこう優れもので、適度にやわらかい為、墜落時
の衝撃をよく吸収してくれます。
なんどかかなり激しく墜落させましたが、大きな破損は発生して
いません。
全体です


ネウロス社 サイバード主要諸元

RC装置FM40MHz アンプ一体型3チャンネル受信機
全幅990mm
全長600mm
全備重量285g
モーターマブチN−370
バッテリーリチウムポリマー、1200mA/h、7.4V


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